”HSP×平凡会社員”が楽に生きるために実践していること

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みなさんこんにちは。
ふーたぬです。

本日はHSPの筆者が、
会社員をしながら楽に生きるために実践していることを紹介します。

この記事では

「生きる難易度を下げる」

「持続可能に生きる」

この二つを重点的に紹介します。

適応障害で数か月休職した経験を通してお話しします。

ぜひ最後までご覧ください。

HSP×平凡会社員の生存戦略

社会では誰も配慮してくれない

冒頭で述べましたが、筆者もHSPだと自覚しながらも日々生活しています。

HSP (Highly Sensitive Person)とは、
生まれつき非常に感受性が強く、外界からの刺激に敏感な気質を持つ人のことで、
病気や障害ではなく、生まれ持った特性(気質)を言います。

ただ、HSPだとしても、そうでない人と同じように働いて生きなければなりません。

HSPの人はそうでない人と比べて感受性が高い傾向があり、気にしやすったり疲れやすい性質があるため、普通に生活する難易度が高くなりがちです。

しかしHSPであったからといって、何か公的な援助が受けられるわけでもないし、HSPじゃない人と同じようにお金を稼いで生活しなくてはなりません。

ただ周りと同じように生活するだけでもゴリゴリHPが減るのに、厳しい社会組織の中でお金を稼がなくてはなりません。

さらに日本の組織では合理性より根性論が美徳とされがちだから、
難易度は超ハードモードだね。

「会社員」という他人に人生を握られる不自由な生き方

会社員は安定した給与を得られる反面、ときにとても不自由や理不尽を強いられることがあります。

・異動や転勤などの辞令

・煩わしい人間関係

・日本ならではの非合理な古い慣習

・「お気に入り」が出世する曖昧な評価基準

これらはほんの一例であり、

他にも会社員生活には様々な理不尽が隣り合わです。

非効率なことや根性論が大好きで、過剰な自己犠牲で成り立っているこの日本の社会組織で、出る杭は打つ日本社会で働く難易度は非常に高いと言わざるを得ません。

「不満があるなら転職しろ」という風潮

今の大転職時代において、何か不満があるなら転職するという風潮があります。実際転職をする人は増えていますが、私は転職がうまくいくのは「ビジネス戦闘力」が高い人だけだと思っています。

つまり知識や技術、スキルがあって専門性があるか、コミュニケーション能力が抜きんでているなどのどこでもオールマイティに活躍できる人材であればよい職場に巡り合えるかもしれません。

ただ私自身、高度な専門性もなく、人間関係もニガテなので「ようやく時間をかけてなんとかいられる職場を作ったのに、またこれから新しい関係を構築するのか・・・」と億劫になります。

転職して失敗したと感じたところで、以前の職場に戻ることはできません。

私自身は、自分の市場価値を明確に見定められている場合やよほど今勤めている環境が酷くない限りは、安易に転職することはただの後戻りができないギャンブルであると思っています。

環境を変える方法よりも、
どこの職場にいても楽に生きられる方法をとるべき!

じゃあどうすればいいのさ?

前置きが長くなりましたが、
私がどのようにのらりくらりと会社員生活を送っているかというと、


「心の安全性を高めて逃げ切る」ことを意識しています。これはどの職場でもできることで転職などのリスクを伴う行為は必要ありません。

やはり一番問題になるのはお金仕事の問題です。

正直ここさえどうにかできればあとはどうにかなります。

今回は"お金と仕事の悩み"を軽くする

①人生の難易度を下げる方法
②持続可能に生きる方法


それぞれをご紹介します。

①人生の難易度を下げる

生活費を下げる”ミニマルライフ”を送る

人生の難易度を下げるためにオススメしたいこと1つ目は”ミニマルライフを送ること”です。

ミニマリストって何もない部屋にぽつんと1人で膝を抱えて座ってる人でしょ?

あれは極端な例で、
一番重要なことは”本当に大切なものを大切にする”ことだよ

私は、ミニマルライフの目的は物を減らす行為そのものではなく、
「本当に大切なものを大切にするために、必要ないものを手放す」ことだと思っています。

必要ない物を手放すと、今まで管理にかかっていた維持や管理に使う時間、お金、手間がなくなり、自由な時間とノイズレスで綺麗な部屋が手に入ります。

ミニマリズムの価値観が身につくと、ものを買うときや整理するとき、

これは本当に必要か

これは本当に自分の人生を幸せにしてくれるか

を考える癖がつきます。

自分の人生に必要なかったものには、もうお金と時間を使うことはありません。

生活費が下がれば無理に辛い思いをしてまで仕事をする必要はありません。

「本当にやりたかったこと」「苦痛の少ない向いてること」

など前と違う基準で必要なお金だけ稼げれば生活を維持することができるようになります。

生活水準さえ上げなければ、職場で問題を抱えているなら躊躇いなく辞めることだってできるはずです。

「最悪、アルバイトでも全然生活できるわ。」

この自信以上に頼もしい物はありません。

「ミニマルライフ」は緩くでいい

ミニマルライフを送るといっても、私は「ミニマルライフは緩くいい」と思っています。

例えば筆者の場合、ドライブとグルメが趣味ですが、

「車ででかけること」が本当に自分が好きなことであり、「車を所有すること」に価値は感じていない

ことを自覚できたので、車は持たず、カーシェアや格安レンタカーを利用して休日にドライブを楽しんでいます。

他にはミニマリストが手放すものとして鉄板の、ベッドとテレビはインテリア上の好みや映画を見る際に使用するので、手放すことはしていません。


本当に何もない部屋にポツンとひとりでいるミニマリストは、その人達自身が「コンテンツ」としてお金を稼ぐためにああなっているだけなんだと思っています。

一般人は心の何処かにミニマリズムの価値観と「どうでもいいことに時間とお金を使わないで、もっと大事なことに全力投球しよう」という心持ちだけあればいいと思います。

過度な断捨離も必要ありません。

心に余裕もできるし、
生活満足度も上がる!!

資産形成をする

人生の難易度を下げるためにオススメしたいこと2つ目は”資産形成をすること”です。

資産形成は先に述べた「ミニマルライフ」と相性抜群です。

資産形成をしてある程度大きな資産ができると、職場で言いたいことを臆さず言えるようになったり、嫌なことは嫌だと断れるようになります。

必要以上に出世のために仕事をする必要もなく、 行きたくない飲み会は断って定時で躊躇わずに退社することもできます。

辞めたければいつでも辞められる 

これを本当に心で思えるようになったら、

会社員生活でこれに勝る武器はありません。

いくら余裕のない上司が理不尽な八つ当たりをしてきたとしても、

誰もあなたの心の平穏は邪魔できません。

②持続可能に生きる

「アドラー心理学」を知り疲れにくい心を育てる

持続可能に生きるためにオススメしたいこと1つ目は”アドラー心理学を学ぶこと”です。

アドラー心理学は、オーストリアの精神科医アルフレッド・アドラーによって提唱された心理学の理論です。細かいことは置いておいて、具体的な内容を少し紹介します。

目的論 

人の行動は、過去の原因ではなく「未来の目的」によって決まる。

アドラーは、人間の行動は「過去の原因(トラウマや環境)」によって決まるのではなく、「その行動をすることで得ようとしている目的」があると考えました。

つまり「なぜそうなったか(原因)」ではなく、「その行動で何を得ようとしているか(目的)」に注目します。

例:部下がミスを認めない
  • 原因論的な考え方:
    「過去に怒られた経験がトラウマで、叱責が怖いから謝れない」
  • 目的論的な見方:
    「自分の評価を守りたい/無能と思われたくないという目的で謝らない」

この考え方は強烈なインパクトがありますが、習得するには長い時間が必要になります。

課題の分離

「誰の課題か」を見極め、干渉しすぎないことで健全な関係を築く。 

「誰の課題か?」を明確にし、他人の課題には土足で踏み込まない自分の課題には責任を持つという考え方です。

例:同僚が職場で不機嫌
  • 同僚の機嫌は、あなたの課題ではない
  • 相手が不機嫌な態度をとるのは相手の選択
  • 自分は「丁寧に接する」という自分の課題に集中し、相手を変えようとしない

自分と他人の課題を切り分けることでストレスが減るね

アドラー心理学は習得に長い時間を要するといわれていますが、私は知っているだけでも生きることは楽になると思っているので、本で一度でも学んでみて、頭の片隅に置いておくのがおすすめです。

・運動(筋トレ)でその日の疲れはその日に取りさる

持続可能に生きるためにオススメしたいこと2つ目は”運動すること”です。

運動したほうがいいのはわかってるけど疲れててね・・・

と思ったそこのあなたにこそおすすめしたい。

運動をすると脳内の神経伝達物質のバランスが整い、気分の落ち込みや不安感を軽減する効果が期待できます。

私が運動(筋トレ)をおすすめしているのは筋力向上や筋肉増量のためではなく、

強いリラックス状態を得ること

ストレスをマスキングするため」

です。

運動や筋トレをすると脳がDMN(デフォルトモードネットワーク)に入ることがわかっており、この状態は言わばサウナの後に”ととのう”状態のようなもので、深いリラックス状態に入ることができます。

その日あった嫌なことを覚えてはいるんだけど、どうでもよくなります。

筋トレは、うつ病の症状改善に効果があるとも言われていますし、単純に健康効果も望めるので、個人的には楽に生きるためには必須だなと思っています。

”ジム”は必ずしも必要ない

私自身、ゴールドジムに入会して筋肉の塊たちと一緒にトレーニングをした時期もありましたが、わざわざジムに入会しなくてもいいと思っています。

目的は深いリラックス状態と、日々のストレス解消です。

ジムは会費が痛いのでミニマルじゃない!

市営のジムで筋トレしてもいいし、15分走りに行くだけでもストレスの度合いは変わってきます。

デスクワークで疲れてる方こそ運動してみてください。

心と体が楽になる効果を1回でも実感できれば、やる気はあとから付いてきます。

まとめ&アクションプラン

今回は、生きる難易度を下げることと、持続可能な働き方についてお話ししました。 

【今日からやるべきアクションプラン】

・足るを知り、生活費を下げること
・自分にとって本当に大事なものを知る
・自分にとってどうでもよかったものを知る
・アドラー心理学を知る
・疲れてるときこそ1回運動してみる

今回は以上です。

最後まで読んでくれてありがとうございました!

この記事が一人でも多くの苦しむ社会人の助けになることを切に願っています。

また次回の記事でお会いしましょう!!

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